2016-01-01から1年間の記事一覧

ルコナック発売であせるクレナフィン(科研製薬)!

それにしても、こんなに爪水虫治療薬の需要があったとは! と、おととしの9月にクレナフィンが発売されたとき思ったものじゃった( ̄∇ ̄)。 クレナフィンは1本16575円!(以下薬価。10割の値段) 一箱10本入りの包装のものしかないし、在庫も大変だった…

院内処方のほうがいいような気もする。

( 5年前に調剤薬局で働き始めた頃、書いた記事。下書きに残っていた。 今もこの疑問は自分の中ではあまり解消されていない( ̄∇ ̄;)。) 患者さんは面倒くさがる(^^)。 医院でアンケートとられ、何時間も待ち、やっと終わったと思ったら 今度は薬局で…

増殖する降圧剤の合剤!( ゚д゚)

いやー、ホント最近合剤が多いな〜。 1錠剤に1成分、それでこそ患者さんに合ったきめ細かいオーダーメイドの薬が 出せるって言ってたくせに〜! 90日処方とかして、途中で症状が変わった場合、 片方の薬だけ量を減らしたくてもできないので、 結局前の薬…

プラセボの力は思ったよりすごい。

急に発売中止になる薬というのがときどきある。 少し前に突然回収されたのが「アクディーム」「レフトーゼ」「ノイチーム」 つまり塩化リゾチーム製剤。特に副作用があったわけでも、製剤の材料に問題があったわけでもない。 理由は 「効果が確認できなかっ…

添付文書の改正に一言!

20年ぶりに添付文書の記載方法が改定になるそうだ。 項目が少し整理されるようだ。 いや〜、ホントに添付文書はわかりづらいと常々思ってたんだ! それをすばやく理解するのが 薬剤師の仕事だろう、って言われればそのとおりだが、 わざとわかりにくくして…

ジベルバラ色ヒコウシン?

普通、調剤薬局では患者さんの病名症状等は何もわからない。 (と、総合病院の医師に言ったら驚いていた。 院内調剤のイメージがあるからかな?( ̄∇ ̄)) 処方薬や患者さんの様子から推測するか、 患者さん自身が話してくれるしか手はないのだ。 なので、薬…

ヒルドイドソフトは市販品ある?

市販品で聞かれるのがこれも多い、ヒルドイド(主成分:ヘパリン類似物質)。 これも各社からゲル、ローション、クリームタイプと各種でている。 同じ会社からでているものでも、ヘパリン類似物質単独のものと、 他成分を足している物では名前が違ったりする…

市販品の外用ステロイド薬について。

OTC薬と言えば、患者さんの質問で割とよくあるのがこれ。 「市販品で同じステロイドの塗り薬はありますか?」まず、強さのランクで言うと、医療用は 1群:strongest 2群:very storing 3群:strong 4群:medium 5群:weakと5段階あるが、市販品はその…

ロキソニンプレミアムのロキソニンの量は半分だった!

(前回続き)というわけで、バファリンEXはアスピリンではなく、ロキソニン(!)ということがわかった。 本家の第一三共のロキソニンの市販薬は現在3種類発売されている。 1錠中の成分(mg)というと ロキソニンS…ロキソプロフェン(無水物として)60 ロキ…

バファリンはアスピリンとは限らないのだ!

患者さんにバファリンのことを聞かれた。 処方せんの「バファリン」はアスピリンなので、 「ドラッグストアで買っているバファリン」もアスピリンだと 調剤薬局の薬剤師は思ってしまいがちだが 同じ「バファリン」でもOTC薬の場合、成分がいろいろ違うのだ!…

薬局長の資質とは。

久しぶりに自分のブログを見たら、 けっこう忘れていることがあってためになった(^^)。 毎日、なるほどと思ったことや疑問に思ったことなど ブログに書いておけばいいと思うが、 時間がなくて、その時だけ調べてやがて忘れる(^^;)。 いかーん。進歩…