2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

紛らわしい外用薬〜ヒルドイド。

ヒルドイドとそのジェネリック、ビーソフテンにはいくつか剤形があり、 いつも一瞬混乱してしまう。 先発品 後発品 剤型 ヒルドイドソフト軟膏 ビーソフテン油性クリーム クリーム(W/O型) ヒルドイドクリーム ビーソフテンクリーム クリーム(O/W型) ヒルド…

ステロイド外用剤の副作用について③〜全身性副作用

体内の影響がでるステロイド外用剤の使用量の目安として、 副腎機能抑制が起こりうる量として表された文献がある。 ステロイドを長期間体外から入れた場合、本来体内から 分泌されるはずのステロイドの量が減ってしまっていて、 そのときに急に薬を中止する…

ステロイド外用薬の副作用について②〜局所副作用

ステロイドの局所副作用は主に… ニキビや皮膚の赤み、皮膚が薄く白くなる、多毛、各種皮膚感染症など。 と説明すると、必ず教科書どおり 「あれ、ステロイドは肌を黒くするんじゃないんですか?」 と質問してくる患者さんがいる(^^)。ステロイドを塗った…