マイナ保険証ってこんな状態で大丈夫?( ̄ロ ̄|||)

うちの薬局も数ヶ月前にマイナ保険証の取り扱いをすることになった。

もう言いたいことだらけなんだけど!ちょっといいですか?(⌒▽⌒)

 

まず初めに言いたいのは、

「どうしてこんなに早急に、強引に始めたのか?」

ということ。

大事な個人情報を扱うにしては、システムの不具合、データの不正確さが多い。

しかも、責任のありかがはっきりしておらず、どこに問い合わせてもなぜこういうことが起きたかはっきりしないことが多い。

国民向けには

「マイナカードさえ持っていればすべてのデータが管理できるので、紙の証明書はもう必要ありません!」

と自信満々に宣伝しているので、患者さんも当然そのつもりでいる。

薬局側も厚生労働省の説明を信じて、始まるまではまさかこんなお粗末な状態だとは思っても見なかった。

患者さんに言いたいのは

「絶対紙の保険証も持ってきてください」

ということ。

知り合いの薬局にきいたところ、その全員が、マイナ保険証の読み取りができない経験をしている。この頻度はまずいと思う。

 

確認できない以上、いったん自費扱いになるのだが、ここで揉める。

厚生労働省を信じている人はたくさんいるのだ。

読めないはずないだろう、この薬局はおかしい!!

と揉めるが、これはデータの紐付けがきちんとされていないのが原因だと思われ、こちらのせいではない。

忙しい薬局で、このやりとりは本当に時間がとられる。

 

さらに、このシステムのまずいところは、責任のありかがはっきりしていないことで、保険組合、システムの機械の会社、レセプトの会社すべて言うことが違ったりして、たらい回しになったりする。

紙の保険証も無くす方向に強制されているが、今の状態でそんなことをされたら、現場は混乱の極みになる。

ただでさえ忙しい薬局はますます忙しくなっている。

なぜこんなシステムを強制的に入れたのだろうか?

 

そもそも導入前の厚生労働省の説明会というのが、説明会というより

「とにかくやれ!決まったんだから!」

という感じの集まりだった。

現場の人たちの疑問点をすべて

「導入する各システムの会社に聞いてください」

と、

「決定したことですから、いっさい変更はありません!」

の2点張り。あれが説明会と言えるのか‥。

 

まあ、9割がたは問題ないけれど、1割は問題あるって問題じゃないか?

大切な個人情報を扱うシステムがこんな状態で指導されたとは( ̄◇ ̄;)。

どう考えても実現まで急ぎすぎ、強引だったと思う。

繰り返していうが、現場に全ての皺寄せが押しつけられてる!

無駄に忙しくなってる!

なんでこんな状態のもの、使わなきゃならないんだろう。

 

マイナ保険証の患者さんがくるたび、情報が本当に合っているか、いちかばちか、という気持ちで不安を抱えながら処理している( ̄◇ ̄;)。