バファリンはアスピリンとは限らないのだ!

患者さんにバファリンのことを聞かれた。
処方せんの「バファリン」はアスピリンなので、
「ドラッグストアで買っているバファリン」もアスピリンだと
調剤薬局の薬剤師は思ってしまいがちだが
同じ「バファリン」でもOTC薬の場合、成分がいろいろ違うのだ!
うーん、OTC,やっぱり紛らわしい‥。

現在、バファリンは19種類も販売されているのだ!


で、例えば
大人用錠剤の消炎鎮痛成分のみ抜き出して書くと(1錠中、単位mg)

かぜEX…イブプロフェン40


プレミアム…イブプロフェン65+アセトアミノフェン65


ルナ‥イブプロフェン65+アセトアミノフェン65


ルナi…イブプロフェン65+アセトアミノフェン65


A…アスピリン330


プラスS‥アスピリン250+アセトアミノフェン150


ルナj…アセトアミノフェン100


EX…ロキソプロフェン60


となる。(添付文書確認して下さい。写し間違えてるかも〜疲れた〜)

これに胃薬や抗アレルギー剤や鎮咳剤などの成分が
いろいろなパターンで組み合わされたり組み合わされなかったり。
これは紛らわしいぞ!(; ̄д ̄)


そういや、トランシーノもそうだった。
名前は成分を表さないのだった…( ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄メ)。


患者さんに併用薬を聞くとき、OTC薬は名前の後につく文字や記号で
薬の内容が大きく変わってくるので注意が必要〜!
でもたいてい
「えーと、バファリンなんだったかな、後ろに記号ついてた」
と患者さんも覚えてないのだ。
そりゃそうだ。と思う。


お薬手帳の活用ってこう言うときこそだな。
ドラッグストアで買った薬やサプリもメモって欲しいといつもお願いしているのだ。