ロキソニンプレミアムのロキソニンの量は半分だった!

(前回続き)

というわけで、バファリンEXはアスピリンではなく、ロキソニン(!)ということがわかった。


本家の第一三共ロキソニンの市販薬は現在3種類発売されている。
1錠中の成分(mg)というと



ロキソニンS…ロキソプロフェン(無水物として)60


ロキソニンSプラス…ロキソプロフェン(無水物として)60+酸化マグネシウム33.3


ロキソニンプレミアム…ロキソプロフェン(無水物として)30アリルイソプロピルアセチル尿素60
+無水カフェイン25+メタケイ酸アルミン酸マグネシウム50



となっている。

ロキソニンが市販薬になったときに、

「市販のロキソニンSってお医者さんでもらうロキソニンと量は同じなの?
やっぱりSってつくからスモールって意味で少ないのかしら?」

と患者さんに聞かれ、「ほー、なるほど」と思ったが(^―^)、
調べてみたら医療用と同量含まれていた。
しかしSのつかない、ロキソニンプレミアムの方は半量なのだった。(なので服用は1回2錠)


そして、胃腸薬が含まれているプラスやプレミアムは、ニューキノロン系だけでなく、
テトラサイクリン系の抗生剤とも飲み合わせがよくない。
さらにプレミアムは牛乳も一緒にとるのはよくないし、
アレグラもあまり飲み合わせがよくない。睡眠剤と似た成分も入っているので眠気が出やすい。
など、イロイロな成分が入っている分、いろいろなことを念頭に置かなければならないのだった。
まあ基本、市販薬を中止してもらうのが一般的だけどね。