【アンサングシンデレラ4話】①薬剤師の存在意義とは?

 

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最近時々思う。

AIが発達したら、知識では太刀打ちできない。膨大な薬品名、相互作用、副作用などのデータを一瞬で正確に判断するAI。発表された論文もすべてアタマに入っているし!

なんなら、調剤だって工場のようにオートメーション化した方が速くて正確だろう。

 

薬剤師の存在意義ってなんだろう。

 

今回の話では、薬の副作用を調べるために葵さんと後輩が徹夜で論文を調べて、痴呆症状の原因を突き止める。

でも普通は、大きい病院だったらいくつかのデータベースにアクセスできるだろう。

キーワードで比較的簡単に検索できるので、そんなに時間はかからないと思う。

さらに言えば、医療者でなくても今はかなり専門的なことまで普通にネットで調べられる。

でもそれではドラマにならないのだ(^○^)

 

将来的に人間の薬剤師(^○^)が機械に勝るところはどこだろう、と考えると、それは直接人と触れ合う場面とか、経験知のようなかっきり文章にできないもの、だけかもしれないな、と想像する。不安に思うところを汲んで話をよく聞く。医師との仲介役になる。とか、在宅のように、患者さんの家に行って一人一人に合わせた投薬をする。飲みやすい工夫をする。あとは、ひと並びになっている情報の重要度を、経験に照らし合わせてランクづけする、ということもAIには負けん!と思うんだけど。

 

その意味では、将来も活躍するのは、早くて正確な調剤を誇る刈谷さんより、お節介やの葵さんなのかもしれない(^○^)

 

 

文献検索といえばこれ↓最近は日本語で検索できるのもあるらしい。

 

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed.ncbi.nlm.nih.go