トランサミンとトランシーノの違い。

患者さんの質問で割とよくあるのが、
「この薬と同じ成分のものはドラッグストアでも売っていますか?」
というもの。

先日聞かれたのが、肝斑の治療で処方される
トランサミンカプセルの市販薬。

よくCMでやってるトランシーノ。
あれだよな、と思って調べてみた。

なんと、トランシーノホワイトCという製品には
トラネキサム酸が入っていない!
(なのでこれだけ第3類。他は第1類)
同じ名前のものは同じ主成分が入っていると
思っていた。
いかにもトランシーノってトランサミンぽいし(^^)。



しかし、一般薬の発想ではひとつヒット商品がでると、
それに便乗して(というと言葉は悪いが)、
同じような名前で中身の違う薬品をだすらしい。
イメージ商法って言うのか?



トランシーノといえばなんか「肌に効く」薬。
バファリンといえばなんか「風邪に効く」薬。


というかんじ?



医薬品の合剤でもう混乱している私にとって、
ドラッグストアの薬剤師はすごいなあと思った。
何種類もの薬効成分が入っている上に、主成分も違うとは!
次々にシリーズで発売されるし!
無理〜(ー△ー;)