降圧剤の配合剤!まぎらわしいんじゃ!

昔は医療用の薬剤は原則、1剤1成分なものじゃった。
それがここのところ、雨後のタケノコのようにいろいろと配合された物が。
とくに降圧剤!
ブロプレス4mgからエカードHDに変わった患者さんなんか、
降圧剤の種類が変わったのか、量が増えたのか減ったのか、
ぱっと見て、わからない。
ほんと、まぎらわしいわ〜。
低ー高用量の記載の仕方もばらばらでAPーBPだのMDーEXだのLD−HDだの、統一できんのかい!
先生も混乱するらしく、ミコンビEXとかコディオAPとか書いてくるぞ!




オレとしては、ネーミング大賞はミカムロだな。ミカルディスとアムロジンでミカムロ。
覚えやすい!えらい!記憶力に優しい!
しかし、APとつくところをみると、BPも発売する予定だな。


ARB+利尿剤のコンビでは、
コディオとミコンビでは低-高用量で倍量になっているのは利尿剤のほう。
エカードはARB(ブロプレス)のほう。


ARB+Ca拮抗薬のコンビではいずれもCa拮抗薬のほうが倍量になっている。


そういえば「エカード」。
まさか、「ええカード」で「エカード」ってネーミングしたわけではあるまいな!
まさかとは思うがな。
ミカムロさんを見習いたまえ!「ブロライド」とかにできなかったのか?



配合剤の利点として、患者さんのコンプライアンスがよくなるっていうけど、薬価はどうなんだろう。
2剤が1剤になる分安くなるのかな。



ニュートライドは25mgしかないから、用量に合わせて単純に割った薬価にしたけど。
利尿剤とARBはあんまり変わらんな。ていうか、微妙に高い(^▽^)。
まあ半錠加算とか考えると割安なのかな。
ARBとCa拮抗薬の組み合わせだとレザルタスHDを除けば少し安くなる。


それにしても、ミカムロはネーミングといい、価格の割引率(?)といい、偉い!


でも、ウチで一番よく出るのはプレミネント。 ( ̄▽ ̄)